アイピル服用と体の負担

緊急避妊薬のアイピルは、避妊に失敗したときに1錠服用するだけで望まない妊娠を避けることができます。24時間以内に服用すればかなりの高確率で妊娠を避けられますので、万が一のために常備しておけばいざというときにも安心です。

またアイピルは副作用の負担を減らすことができるのもメリットです。低用量ピルのように毎日服用するものではありませんので、副作用なども一時的なもので済みます。もちろんアイピルにも吐き気や頭痛、嘔吐、倦怠感などの副作用が出ることもありますが、それらの症状も時間が経過と共になくなります。

ただしアイピルは強制的に排卵を遅らせたり、受精卵が着床しづらくなる環境を作り出す薬です。効果の高さは魅力的ですが、それは裏返せば体には大きな負担をかけているということになります。あくまでも緊急時に用いるものですので、常時服用することは禁止されています。ですから常に避妊を心がけるのであれば低用量ピルを利用したり、コンドームの使用をするのが第一選択肢です。さらにいくら高確率で妊娠を防ぐ薬といっても、100%の確率ではありませんので、まずはそのほかの対策で避妊するということが基本になります。

このようにアイピルは、避妊に失敗したときにのみ使用するものです。低用量ピルやコンドームの使用のような煩わしさがないからといっても、体のことを考えれば常用してはいけません。なおアイピルなどの緊急避妊薬は医療機関で処方してもらえますが、最近はインターネット通販で安く購入できるので、そちらを利用する人も増えています。簡単に購入できるネット通販は魅力的ですが、副作用や併用禁忌の薬のこともありますので、利用にあたっては慎重な検討が必要です。